見過ごさないで!ガンとその初期症状

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緩和ケアについて

例えば、70歳以上の高齢でがんが見つかった場合、そこから抗がん剤など治療を始めるとなると、かなり体力や免疫力が衰えることが予想されます。
がんと宣告されたものの、体はしゃきっとしていて外出もできていたのに、治療を始めた途端に、一気に衰弱していくということも起こりえます。
もし、家族や本人ががんになって余命を宣告された場合、苦しい症状をもたらす抗がん剤や放射線治療は諦めて、できるだけ痛みのない最後を迎えたいならば、緩和ケアを選択することになります。
緩和ケアとは麻酔などでがんの諸症状を和らげ、生活の質(QOL)を維持しながら、余生を過ごすことです。
地域の緩和ケアを行なう病院では、家族の了解のもと、がんの症状で苦しむ患者にモルヒネの点滴を行い、徐々に量を増やし、安らかな死へと導くことになります。
しかし、末期がんと宣告されて、あわてて緩和ケアを探しても見つかりません。
緩和ケアを行なう病院は限られており、緩和ケアのための入院施設は常にいっぱいです。
何ヶ月待ちというのが現状ではないでしょうか。
ですから、末期と宣告され、慌てて入院先を探しても、まず入れないと考えた方が良いでしょう。
医療技術は日進月歩で進化していますが、それらは治療のための技術であり、研究です。
そのための高度な設備や機器は増えていますが、治療の見込みのない患者のために病院は施設を用意するゆとりがないのかもしれません。
本来は医療の枠からはずれた末期患者をどうケアしていくのかは、医療制度の問題です。
しかし、現状では必ずしも十分とはいえません。
受け入れ先の病院を探すのは大変ですが、ゼロではありません。
ただ、家から離れた遠い病院で余生を過ごすよりも、家族のもとで残された時間を過ごしたいという方も多いのではないでしょうか。
そういう方には在宅医療という選択肢が残されています。
こうした末期患者のために在宅医療サービスを行なう地域の病院が少しずつ増えています。
近所でそうした病院がないか、インターネットで調べれば必ず見つかるでしょう。
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